ようやく、ハリー・ポッターを読み終えたので今更ですが感想を。
あ、日常は何とか生活しています。
書くこといっぱいある気もするけど、今回は感想のみで。
ハリー・ポッターファンは一部内容に怒るかもしれませんが、ご了承下さい。率直な私の感想ですので許してください。良いところも書きましたが、個人的に気にくわないところも書いています。そういう感想を読みたくない方は、そのままお帰り下さい。あ、以前の
映画ゲド戦記みたいに、けちょんけちょんにけなしているわけではありませんので、ご安心下さい。ゲド戦記はほんと、原作ファンだったので怒り方が半端無かったです。でも、今でもあの感想について訂正する気はないですからね…
上記の内容を理解した上で、続きを読むからどうぞ。
えー、なんだこれ…私への嫌がらせか?と思うくらい、私の好きなキャラが死んでいくんですけど…この巻、ヘドウィグに始まり、双子の片割れ(どっちだったかが思い出せないorz)、ルーピン先生、マッドアイ・ムーディー、スネイプ先生などなど…シリウスから始まった私の思いはどこに行けばいいのかしらと言うくらい、みんな死んでしまいました。私が好きなキャラで残ったのは、ハーマイオニーとマルフォイとマクゴナガル先生ぐらいです…
で、序盤、ハリーの「自分の考えは間違っていない」的な考えにイライラし、癒しのハーマイオニーとロンの行動を見れば、イチャイチャしてイライラし、ホント上巻を読むのがつらいくらいイライラしました。だから2年も放置していたんですけどね…でも、ようやく読めるようになり、ちょうどその辺りからハリーも改心(笑)し、ハーマイオニーとロンもケンカをしつつイチャイチャぶりが減り、素直に読めるようになりました。そうなるとやっぱりおもしろいもので、あっという間に読み終わりましたよ。途中、回り道をしたりもしましたが、それはハリーの成長には欠かせないところで、ホントダンブルドア校長先生は人格者だと思いました。校長先生の布石が、ハリーを成長させ、私をイライラさせなくするとは…やるな(オイ)本当にこの巻は序盤さえなければおもしろかったです。ようやく1巻から3巻までのおもしろさを取り戻したと言ったところでしょうか。おもしろくなくなったなと思って読まなくなった人は、出来ればこれだけでも読んで欲しいかな。話が分からないかもしれませんが(笑)
ただ、全体を通してハリー・ポッターを考えると、一番意味不明だったなと思うのが、ハリーがジニーを好きになることです。どこにそんなそぶりがあった?チョウチャンは?どこを見てジニーが好きになったの?急に「謎のプリンス」で好きと言い始めたときには、本当に「こいつ何言ってんだ?」と思いました。いや、今でも思ってますけど…というか、結婚までしているじゃないですか…子どもが3人もいるじゃないですか…なんだこれ…ほんと、ジニーに関してだけは、最後まで理解できなかったです。子どもの名前の付け方が、まあ定番中の定番の付け方で笑ってしまいました。とってもいいと思います。ただ、それだったら、子ども4人にしたら良かったのに、と思っちゃうんですよね…
さて、ハリー・ポッターシリーズはこれで最後ですが、児童書ブームを巻き起こした本としてはかなり知名度は高く、内容もそこそこ良かったと思います。差別問題にもさりげなく触れていますし、夢の詰まった本ですし、主人公にはイラつきましたが、一応困難にも立ち向かう強さを示せている点では児童書としてきちんとしていると思います。しかも、近年まれに見る勧善懲悪ものですしね。個人的には、勧善懲悪でもかまわないですが、やはりヴォルデモートにも同情の余地を少しでも与えてあげてたら、話に厚みが出てたのではないかなと思います。もちろん、過去話で多少作っていましたが、ヴォルデモートが墜ちていく過程がちょっと杜撰かなと。そういう意味では勧善懲悪になりきれていないし、悪側の思想が書き切れていない中途半端さは残ります。できれば、マルフォイ一家とかその辺の家臣たちがなぜヴォルテモート側についたのか、とか書かれていると個人的には嬉しかったし、見方も変わったのかなと思います。まあ、これは大人から見た側の思いなので、子供たちは普通にこういう話で良かったのかな。
ちなみに、私は好きな順番としては、3→1→7→2→4→6→5の順番です。3冊目が一番おもしろかったです。シリウスが出てきますしね!ちなみに5と6はどっこいどっこいなんですが、5冊目を最後にした理由は、私の一番好きなシリウスが死んだ巻だからです。あの死に方は、今でもないと思うわ…ルーピン先生の死に方もひどかったけど…なんて言ったって、気がついたら死んでましたからね…死に方すら書かれないとか…orzでも5冊目は、シリウスが鼻歌交じりにクリスマスの飾り付けをするシーンがある所なんですよ!あれ、めっちゃすきなんです!シリウスファンとしては!だから悩むんですよね…そういえば、映画の方ではそのシーン無いらしいですね…見てないんです、映画。だって、そのシーンがあれば絶対私見に行ってるもん!
さて、一時期、ホント義務的にハリー・ポッターを読んでいましたが、総合的にはおもしろかったです。当分世間(世界)を騒がすような児童書は出てこないとは思いますが、こういう夢のある作品をもっと読みたいです。
最後に、ここまで読んでくださってありがとうございます。
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今までは映画でしか見たことがなかったんですが、やっぱり小説を読むと面白さが倍増しますね!
私は、ある小説をきっかけにハリー・ポッターを読むことになったんですが、それまでは本を読んだことがなかったのに、一気に本が好きになり今に至ります。
『クロニクル千古の闇』シリーズなんですが、これも面白かったので是非読んでみて下さいww
ハリー・ポッターみたいに分厚いですが、同じく魔法使いまでは出てきませんが、ファンタジーで、はまること間違いなしですよ(^ω^)/
暇があれば読んでみて下さい!
長々とすみませんでした・・・