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はじめに言っときます。私はゲド原作ファンです。ですので、原作の部分を織り交ぜながら感想を書きます。ちなみに、「さいはての島へ」30%、「帰還」30%、「影との戦い」1%、「よく分からない変な話」39%という構成で映画はできてた気がします。まだ読んでない方は、気をつけてください。映画を見てない(というか見る気がない)人、ネタバレを見てもいいなら反転してください。一応、不本意ながら反転…もうしません。
さて、何から言ったらいいのかわかりません。何あれ?ゲド戦記?嘘つけ。ゲド戦記の名を語る、同人映画だろ。竜が画面の仕様上しょうがないのでしょうが、小さい。まあ、私のイメージなんであれですが。でも、金色じゃないのはちょっと気になりましたね。それ以上にアレン君。君はそんなおバカな子だったっけ??私の記憶ではもうちょっと凛々しかった気がするのですが…で、やっぱり始終アレンは「ツバサ」の小狼にしか見えなかった。あ、サクラ姫はテルーね。で、テルーの年齢を引き上げたのはまだいいとして、それでもテルーが歌を歌えない設定(顔の火傷の為)はどこへ消えたのでしょうか?でも、テルーはあまりツッコミどころがなかったな。やっぱ、アレンだよ。アレン、いつの間にそんなに運動神経がよくなったのやら、知らない人(ハイタカ)についていくは、っていうか、ハイタカって聞いて大賢人だってことがわからない血筋の人間じゃないよね?!原作じゃあ、わざわざ尋ねに行くのに…OTL彼が、親父を殺す必要はなかったと思う。何故、殺すことにしたのか教えて欲しい。説明が足りない。子供にわかりにくい言葉を使うな。テルーが何故竜になるのかも、原作でテナーが語ったようにそれをどこかで語れ。最初の王とその側近だけの話じゃわかりにくい。っていうか、テナーとテルーが何故ゴントにいないの?!そして、近所のおばさんはテナーのことを「テナー」って呼んでるし…「ゴハ」じゃないの?!それよりも、「世界の〜」と言っているのに、行われてる事は島1つでの話。「さいはての島へ」を選んだ理由は、多くの島を旅するからだと思ってたのに。その辺が全然生かされてない。テナーが、テルーを最初に呼ぶところがありますが、あのシーン。原作テナーなら、絶対テルーに駆け寄って抱きしめながら「どこ行ってたの?!無事でよかった。」的な台詞を言う人なんですがね。何?映画の放任?テルーはあっという間に殺されるじゃないですか。クモの方ですが、クモがすごく弱く見える…やってる範囲が狭いのと、原作なら1人でこなしていたのに部下を作ってたり…
とにかく言い出したら止まらない。きりがない。何もいいところが見つからないくらい酷かった。いいところをあげるとすれば、絵が昔にちょっと戻って綺麗だったくらいですかね。曲は相変わらずよかったですよ。さすが久石さん。あ、それと全体なんですが、なんか色んなジブリアニメがフラッシュバックしてきたのですが…ナウシカとか、もののけ姫とか、ラピュタとか…ね…
アーシュラー・K・ル=グウィンが怒ったのがよく分かります。原作読んでない人がわからないのも当たり前です。だって、原作読んでた私ですら、わからなかったのですから。とりあえず、宮崎吾郎さんにはがっかりした。話を作る能力がないなら、原作をあまりいじらない方がよかったと思う。悪いけど、次吾郎さんが作った作品は、周りの批評がよかったって出ない限り見に行きません。ホント見ててつらかった。怒って飛び出したいくらいに…まあ、あまりお勧めできる映画ではありませんね。
いつか感想を聞きたいと思ってましたよ。
いままでにないほどのキツさで、読んでてすがすがしいよ、まったく(笑。
アレンが小狼に見えましたか?
あれまー。
小狼くんはあんな根暗ではないよ(笑。
顔もくしゃくしゃにならないしね。
セリフが棒読みチックなテルーはサクラちゃんに似ているかもねー。
宮崎駿監督がやればきっとすごかっただとうにね、可愛そう、原作が。