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今、授業でディベートをやっているのですが、今週の月曜日に死刑存廃問題で否定側(死刑存置)をしました。そして、来週肯定側(死刑廃止)をやるのですが、切り替えが難しい…そもそも、私個人は存置派です。
確かに、冤罪で死んでいく人もいます。もちろん、死刑が抑止になっているとも思いません。で、一番うるさいのが人権ですが、私は人権問題で廃止を訴えている人に聞いてみたいのです。「人権って、人の人権を奪った人の人権も守らなきゃいけないの?」(読んでるとだんだん分からなくなってくる(笑))と考えちゃうんですよね。人の人権を奪っちゃいけないと言ってる人が、人権を奪った人を守るのはなんか納得がいかないんです。目には目を、歯には歯を。ではないですが、人の生命を奪った人が、どうも守られるってのが…
そもそも、日本の人権問題ってちゃんとしたのもありますが、人権侵害だって言ってるあんたらが人権侵害してんじゃないの?と思うようなことがあります。例えば、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」。原題をそのまま訳すと「謎」の部分が「混血」になります。人権擁護団体が訴えて「謎」になったのですが、はっきり言って話がおかしくなりました。最後まで読みきってはいませんが、パラパラ見た内容では、混血じゃないと納得がいかないんですよね。「混血」と言う言葉。そんなに問題なのか?まあ、社会的・歴史的背景から考えれば、日本には日本人しかいない、のでそれが差別用語になるといいます。しかし、日本人はホントに純血でしょうか?今までに、渡来人や近隣国家から来た人々などが、歴史的に来ているのは知っているはずです。諸外国に比べれば少ないですが、確かに移住してます。それは、どうなんですかね?おそらく「純血」意識は、島国だったからは、当たり前なのですが、江戸時代に鎖国制をとって、他の国の人間との接触を絶たれたからこそ、いっそう強くなったものと考えます。悪いですが、その混血だの純血だので最近問題になったことはあるでしょうか?私は、「混血」は今の日本で人権問題になるか?と思っています。
もう1つ「部落問題」もありますが、あれはなんていうか、どっちもどっちって気がしてならないんですよね…こんなこと言ったら怒られそうですが…まあ、あまり深くこれは追求しません。
っと、長々と関係ないことを話しましたが、ぶっちゃけ、今の段階で、全然立論できてないんですよね。金曜日、まさに今日(現在2時半過ぎ)、お昼に一緒にやるメンバーと集まって、立論を出し合わなければいけないんです。ホント、困ったな…てか、こんなこと書いてる間にやれよ、とつっ込まれそうなんですが、ムリです。行き詰ったから、というかどうしたらいいのか全然分からないから、これ書いてるんですよね。ホントどうしよう。廃止派の人でも、ちゃんと存置派の言っている理由を踏まえた上で、廃止派を名乗っている人の文章は読めるのですが、どうもその意見をひとつも取り込まないで、ただ廃止を訴えている人の文章を見ると、イライラするんですよね。存置派でもそれはあります。あらゆる意見を聞いた上での決断なら納得いきます。…で、ホントどうしよう…肯定側は否定側より明らかに難しいと思う今日この頃です。
ここまで、このブログでは珍しく硬く、ちょっと依った意見の内容を最後まで読んでいただきありがとうございます。ほんと、どうしよ(まだ言うか)
死刑問題は難しい。
なぜなら、その人の世界観になるから。
私は大学のゼミで「刑罰の目的と刑の量定」というテーマに取り組みました。
「応報刑」、「教育刑」、「社会防衛刑」 について論じました。
一片として
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議論をすると長くなりますが、結論から言うと、私の場合は、「応報刑」がより強く反映された思考でした。
ということは、死刑存置の立場になります。
仇討ち禁止、第三者(国)に刑をゆだねたということが、感情的になっているなと自覚しながらも、頭を離れなかったためです。