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来年1月12日にあるゼミ発表のため、先生に指定された、京都国立近代美術館に友人と行ってきました。4階が常設展なのですが、とても眺めがいいところでした。
ただ、私の納得のいかないことが多々ありました。それは展示の仕方です。見にくい展示室なんですよ。狭いなら狭いなりの展示方法があるのですが、無駄に空間を使ってました。広い場所があるのにもかかわらず、使われてないのです。それと、日本画がメインと受付のお姉さんに言われたのですが、あまりメインと感じませんでした。写真と版画を飾っている部屋があるのですが、出来れば入り口附近にこそ、版画を置くべきだと思います。写真よりも版画の方に食いつく人のほうが多いんじゃないかと思います。(私だけの考え?)その次の部屋からが何よりも悪いのです。海外の画家の絵と、工芸(オブジェ)がおいてあります。ここの部屋にオブジェを飾るのなら、真ん中の開いた空間にも1つ置けよ、と思いました。ここに椅子があったのですが、オブジェを1個置くくらいのスペースはありました。ここまで見て、私は友人と「発表できるものがない」と口をそろえて言ってました。次の部屋に行ってやっと発表出来そうな陶芸品がおいてありました。河井寛次郎さんの作品がほとんどで、他の人の作品が2個あったかなかったでした。まあ、それはいいんですが、その陶芸品がおいてある向かいの壁に隣の部屋から続いている絵画が飾ってあるのです!いくら飾るスペースがないからってこれはないだろうと思いました。陶芸の作品は22個しかなく、図録を見る限り、河井さんの作品はたくさんあります。また、その絵画と陶芸品がおいてあるところの間には何もなく、広いスペースがあるのみ。ここに2つか3つくらい展示物を置けば、陶芸と絵画の壁になって良くなるのではないのかなと思ってしまうほどです。入口と出口のところのスペースもすごく広くもったいないのですが、何も置いてません。これは、学芸員の展示の仕方が悪いんだなと思いました。
さて、そんな文句をグチグチと言いながら、発表テーマを3つくらいに絞り、資料を探していたのですが、時代背景やその陶芸品の様式が知りたいのに書いているものが1つもないのです。受付のお姉さんに聞いてみたのですが、私は学芸員ではないと言われ、図録を見せてくれたのですが、大きさしか書かれていないものには私たちは用がありません。図書館はどうかとお姉さんに言われ、隣にある府立図書館に行ったのですが、成果はありませんでした。これでは発表が出来ないので、明日先生に文句を言ってきます。